英会話はオンラインでできる!会話力上達の秘密

今や英会話はオンラインが主流。効果的な学習方法とは、語学力アップの秘密とは。あなたにもできるオンライン英会話ライフの秘密をご紹介します。

従来の英語学習の問題点と今後の課題

 

TOEIC運営機関ETSによると、2013年(1月~12月)の世界におけるTOEICテスト受験者のスコア結果で日本人平均スコアは512点、世界48ヶ国中40位でした。

同じアジア圏では中国が12位の716点、韓国が30位の632点という結果。
韓国については10年ほど前まではそれほど日本人の英語力と差がなかったものの、ここ10年で日本とグンと差をつけています。
中国については10年程前から国を上げて英語教育の改革が行われており、従来のインプット学習からアウトプット学習へと力を入れている結果が出てきたといえるでしょう。

さて、日本はどうでしょう。
英語を使える人材の育成が急がれている中、2018年から英語の授業を部分的に正式教科化する、ALT(外国語指導助手)の配置拡大など、改革は行われてきてはいますが、果たしてそれらが劇的な変化をもたらすかどうかは疑問が残ります。

皆さんはこんな風に考えたことはありませんか?

なぜ、日本人は英語が苦手なのだろう。
どうしていつまでたっても英語が話せるようにならないのだろう、と。

私は長い期間英語を学習してきて、ずっと強く思っていることがあります。
日本人が英語を堂々と話せない、話せるようにならない理由の一つに
「他人の英語を批判しすぎる」ということがあると思います。

きっと経験がありますよね。誰かがちょっと英語を口にしたら、皆一斉に注目する。
そして、発音が下手だの、文法がメチャクチャだの批判する。
これでは英語を人前で話す勇気が無くなって当然です。

実は、私は若いころ英語圏に1年程留学していた経験があり、帰国時には英語でコミュニケーションをとるのに特に問題なくなっていたのですが、帰国後、日本で英語を使った途端、違和感を感じはじめたのです。
周り皆が当然のように私の英語について批評しはじめたのです。
海外ではこんなことありませんでした。帰国後勤務した会社では、まず英語のペーパーテストを受け、次いでネイティブとの英会話レベルチェック。歓迎会で行ったカラオケで英語の歌詞があると、上司が「○○さんの発音はどうだ?」と他の職員に平気で聞く始末。
職場で英語を使う機会があると、皆が一斉に静かになり耳をそばだてるといったことが日常茶飯事でした。
次第に、皆の前で英語を使うことを避けるようになり、気が付いた時には日本人の前で英語を使うこと自体恐怖にすらなってしまいました。

そんな私が数年前こんな自分のままで一生終えてたまるかと一念発起して英語に向き合いはじめ、英語力を身に着け、英語でお金が稼げるまでになった経過を経て、ひとつ言えることがあります。

他人の英語力を批判し続ける限り、日本人の英語力は飛躍的に伸びることはないだろうと。

マスコミもそうです。ハーフのタレントに英語を話させて「発音ええなー」なんて未だにやってる。英語がメチャクチャな芸人を見て笑いものにする。これでは、日本の英語の未来は明るくない。

海外の人たちは語学を学習している人たちを日本人のように笑いものになんかしません。
語学はツールです。語学学習者の批判材料ではありません。
コミュニケーションのツールと捉え学んでいる海外の人たちは間違いを恐れずどんどん話します。そしてどんどん伸びていきます。
語学学習については海外の人たちを真似るべきです。
YouTubeなどでも語学学習のTips(ヒント)などの動画がたくさんあります。

是非皆さんも批判グループの国から抜け出し、英語をモノにして下さい。
捉え方を間違えず、自分を信じて進んでいって欲しいと心から願います。