ドイツ留学するならば日本人の少ない都市へ（体験談)

私がドイツ留学をしたのは大学の制度を利用してでした。そのため安く行くことができたのですが、残念だった点が一点あります。それは語学学校のクラスがほぼ全員日本人で、授業以外の会話はすべて日本語であったことです。そのためそれほど劇的に語学力が成長するということはありませんでした。
ドイツ語を勉強している人はドイツ、スイス、オーストリアと留学先がありますが、多くの人はドイツやオーストリアに行くと思います。スイスは少しなまりがあるためです。ドイツに留学するようでしたらあらかじめ、日本人はどれくらいその学校にいるかどうかなどを調べることが必要でしょう。留学を希望している人ならば、恐らく語学力を向上させたいはずです。より成長できる環境が整っている場所に行くのが良いでしょう。
しかし、生活をするという点でしたらデュッセルドルフは過ごしやすいでしょう。なぜならば日本食のレストランはありますし、日本食を売っているお店、漫画を売っている本屋などがあるためです。せっかくならば日本と離れた場所に行きたいという方は思い切って郊外の大学や語学学校に行くことをおすすめします。
私が留学した時の滞在先はホームステイでした。ご飯が適当な家庭が多いと聞く中、私の滞在先のファミリーは料理が好きでおいしいものを食べさせていただけたのでラッキーでした。朝の食卓からこれはなんだと食器や食材を見せてドイツ語クイズをしてくださり、私が勉強することを応援してくれていました。夜は家族で庭に出てお父さんのギターに合わせて歌を歌ったりしました。日本ではなかなかない経験をさせてもらったと思っています。
留学中は日本との違いにも驚かされました。８月末にはもう涼しくてカーディガンを購入しました。一足早く冬がやってくるのです。その分、４月は夜の８時ころでもお昼のように明るく不思議な気持ちになりました。
留学の目的は語学を習うことや、学びたい知識があるなど様々でしょうが、ぜひともその国独特な空気や風習、環境なども楽しむことをおすすめします。