英会話はオンラインでできる!会話力上達の秘密

今や英会話はオンラインが主流。効果的な学習方法とは、語学力アップの秘密とは。あなたにもできるオンライン英会話ライフの秘密をご紹介します。

オーストリアのウィーン留学(体験談)

学生時代、オーストリアのウィーンに1年間、語学留学をしていました。

日本でもドイツ語の語学学校に通っていたので、基本的な最低限のドイツ語は話せるようになっていましたが、ウィーンに着いた初日からハプニングに見舞われ、少しでもドイツ語を話せるようになってからの語学留学で良かったと思っています。

留学するに当たって、住む家が決まっていないことほど不安なことはありません。やはり決めてからいくのが妥当だと考えます。

私の場合は、日本の語学学校で知り合い、先に音楽留学をしていた友達の所にアパートが決まるまで、同居させてもらうことにしていました。

私がウィーンに着く当日、友達はザルツブルクに行っているので、家の鍵は大家さんに預けておくとのことでした。

夜の10時過ぎにウィーンに到着し、10時半過ぎにアパートに着きました。

オーストリアは二重扉になっているので、まずは一つ目の扉を開けないと敷地内に入れません。しかし、運が良いことに、たまたまそのアパートの住人が一人、鍵を開けて中に入って行ったので、後をついて中に入ることができました。

次は自分が暮らすことになるアパートの鍵を大家さんからもらわなくてはなりません。

大家さんの家のインターフォンを鳴らそうが、ドアを叩こうがいっこうに出てきません。30分くらい続けていましたが全く反応がありませんでした。

そこで、別の家のインターフォンを鳴らし、事情を話すと警察に行くように勧められました。これくらいのことで警察に行くのは嫌でしたが、行かないと中に入れそうにないので、警察に行って、事情を話しました。

すると、警察官が一緒にアパートに来てくれて、大家さんの家のドアを壊れんばかりにどんどんと叩き、大家さんを起こしてくれました。

鍵をもらって何とか家に入れました。着いたことを、日本の家族に知らせようと電話しようとするものの、番号が違うとのアナウンスが流れてつながりませんでした。

疲れてその日はそのまま眠ってしまいました。朝になって、もう一度電話のアナウンスを聞くと、どうやら国際電話のかけかたが変わったようで、その通りに操作すると自宅に電話がつながりました。家族に無事に着いたことを知らせることができました。

家のインターフォンがなり、出てみると大家さんがすごいけんまくで立っていました。「夕べ、なぜ、警察なんかを呼んだんだ!!」としきりに怒っています。

事情を事細かに説明をして、何とかわかってもらえましたが。

留学の当日にこれだけのハプニングがあると、度胸もつくものです。市場やスーパーに行って普通に買い物したり、ご近所の人とも人見知りすることなく話せるようになっていました。

留学してつくづく思うことは、初日からこうしたトラブルがないとは言えないので、英語圏の国にしろ、それ以外の国にしろ、留学するに際しては、たとえ片ことなりでも言葉を話せるようにして、留学に臨むのが好ましいと思います。