英会話はオンラインでできる!会話力上達の秘密

今や英会話はオンラインが主流。効果的な学習方法とは、語学力アップの秘密とは。あなたにもできるオンライン英会話ライフの秘密をご紹介します。

語学留学をめざすー現地で充実した時間を過ごすために(体験談)

現在30代半ばの主婦ですが、欧州2カ国において、それぞれの現地語学留学の経験があります。真剣にその言語を習得するため、長期の語学留学を検討している方の参考になればと思います。

語学留学を考える際、起点は「手段」を考えることから始まります。オーソドックスに語学学校を手配する。在学中の日本の大学などが提携している現地大学に、交換留学生として志願する。または比較的敷居の低い、サマースクールなどに応募する(これは語学以外にも特有の文化を学ぶチャンスもありますので、なかなか有意義です)、等等。これらの選択肢は調べれば調べるほど、浮上してくると思います。自分がつぎ込める予算や期間と照らし合わせて、あまり「こうでなくてはならない」といった先入観を持たずに、開催者や経験者の話を聞いてみるとよいでしょう。国自体に興味があるのなら、在日大使館や領事館を一度訪れてみるのも参考になります。国を挙げて、留学生を誘致しているような国もあり、日本の主要都市でキャンペーンイベントを行っている所もありますので、一見の価値があります。そうして集めた候補の中から、前述した予算・期間といった実際的な条件を見据えながら、選択肢を絞って行きます。もし夢や目標として語学留学を考えるのなら、できる限り早期から準備に取り組んだ方が、自分のモチベーションアップにつながり、学習にも成果が出ます。

最後に、留学志望者の方によく「一体どれくらいの語学レベルで現地に飛ぶべきなのか」と聞かれます。大学交換留学ですと、はっきり「資格●点以上」と条件に明示してある所がほとんどなので、目安になります。ですが語学学校ですと、この質問にははっきり言って、「このくらいでOK」という答えはありません。例えば、大学の仏文科で学んできたので、アカデミックな語彙にあふれ、読解力に優れている学生が、あまりの発音のひどさに自分の意思を相手に伝えられず、初級クラスから始めさせられた…というのはよくある話なのです。この人は、町中でタバコを買えるようになるまで数週間かかっていました。ですが、彼にはこの、生きたコミュニケーションこそが仏語習得に必要不可欠であったので、現地で学んだことは全く無駄ではなかったのです。

現地でかけがえのない、充実した時間を過ごすためにも、日本で日々の努力を惜しんではいけません。完璧を目指す必要はありませんが、「学び」「習得」に対する熱意やモチベーションを維持する、そういったトレーニングを怠らずに、現地学習へのぞみましょう。